5.OSのインストール

(1)Windows98のインストール

この文章を書いているのは、平成12年(2000年)10月9日(月)体育の日なので、もうすでに、Windows98は一世代前のOSとなっている。しかし、私が、自作パソコンを作ってみたときはWindows98SEが最新のOSであった。
Windows98のインストールは、結構簡単である。Windows98製品版についている起動用フロッピーをフロッピーディスクドライブにつっこんでから、電源を入れる。そうすると、フロッピーからインストール用のシステムが起動する。(もし起動しないときは、BIOSの設定で、最初にAドライブから読みに行くように設定してあるかどうか確認の上、そのように設定すること。)
今回のパソコンは、CDロムドライブも接続してあるので、Windows98の種板CDロムをCDロムドライブに入れたら、画面の指示に従っていればインストールできる。

(2)デバイスドライバーのインストール

デバイスドライバーとは周辺機器を制御するためのソフトウェアであり、このソフトがなければ周辺機器をコントロールすることができない。代表的な製品のデバイスドライバーは、Windows98の種板CDロムの中に収録され、Windows98のインストールと同時に組み込まれ、パソコンの指示に従っていればだいたい問題なく使えるようになった。これが、プラグアンドプレイという機能で、これによって本当に自作も楽になったものである。
しかし、自動的に組み込まれないものは、やっぱり手動で組み込まなければならない。
今回の自作においては、マザーボードに、グラフィック機能、サウンド機能が最初から載っている(オンボードという)が、これらの機能をWindows上でちゃんと働かすためには、グラフィック機能、サウンド機能を司る部品の制御をするためのデバイスドライバーをインストールする必要がある。
そこで、マザーボードについていたCDロムを用いて、必要なデバイスドライバーをインストールしたところ、それまでうんとも寸とも言わなかったスピーカーが音を出し始め、画面もモノクロ画面から総天然色画面へと切り替わった。
これで、あとは必要なアプリケーションソフトをインストールすればパソコンとして使えることになる。

完成である。