1.パソコン自作をやってみましょう。

 PCの自作というととんでもない難しいこと、と思われているかもしれないが、単に組み立てるだけならそれほど難しくはないのであります。少なくとも、必要な道具は、ドライバーとラジオペンチだけです。はんだごてなんて使う必要は全然ないです(使いたい人は使ってもかまいませんが)。
ちなみに、ドライバーは先が磁石になっているものが便利であります。どうしてこれが便利なのかは、使ってみるとすぐに分かりますので、ここで長々とは説明しません。家に先が磁石のドライバーがなければ、是非PCのパーツを買うついでに先が磁石のプラスドライバーを買ってこよう。
 さて、PCというのは、そもそもどんなものかと言えば、おおざっぱに言えば、マザーボード(M/B)という電子基盤の上に、計算をする装置(CPU)やその中でデータ処理する部品(メインメモリ)、画像を映し出すボード(VGAボード)、音を出すためのボード(SOUNDボード)、データを記憶しておくディスク(HDD)などをくっつけて、操作盤であるキーボードや、表示板であるディスプレイを繋いだものであります。だから、PCを自作するというのは、そういう部品(パーツ)を買ってきて、マザーボードにくっつけたり、繋いだりするということであります。
 つまり、具体的にどんなパーツを買いそろえればいいのか、これさえはっきりすれば、なんら難しいことはないのであります。
それでは、どんなパーツを買いそろえるか?
実は、これを考えるのが、醍醐味なんですね。自作の。最大の醍醐味でしょうやはり。