のんきぃず一言コーナー特別バージョン「今日の洗車」

<2002年10月5日>

 久しぶりに「今日の洗車」更新です。
 実は,先日,関東地方を直撃した台風21号の雨風で我が愛車プリウスは「これがオレの車か?」と言うぐらいべたべたに汚れてしまいました。
 そこで,久しぶりに新兵器を投入し,ピカピカプリウスの復活を期したのであった。



1 「ポラリック」ドイツの科学が産んだカーコーティング剤。
 

前にも書きましたが,私の車は購入時に「ペイントシーラント」と呼ばれるコーティング?処理をしてもらっています。ディーラーの営業マンのオススメに乗ってしまったわけですが,5年間は水洗いのみでO.K.ということになっております。
でも,新車の輝きを出来るだけ維持したい,と思っていた私は,「ゴールドグリッター」という液体ワックスみたいなもんを愛用してきたわけであります。もちろん,「ゴールドグリッター」については,このコーナーでも以前取り上げましたし,今でも大変なお気に入りです。
でも,洗車について,ある程度知識がついてくると,たまには別のワックスとかコーティング剤とか使ってみたい。どんなツヤになるのか見てみたい,という興味が広がってくるのも自然なところかと思います。もっとも,車を買って半年も経つと,洗車に興味が無くなる,という人の方が多いかもしれませんが。


今回,投入する新製品はドイツの科学が産んだカーコーティング剤「ポラリック」であります。一般のカー用品店ではまず手に入らない品物(一部のオートバックスで販売されているとの噂もありますが近所では見たことありません)ですが,インターネット上では最も評価の高いカーコーティング剤の一つでしょう(試しに,検索サイトでポリラックを検索してみれば分かります。)。今回,そのお試し版200mlが手に入ったので使ってみることにしたわけです。ちなみに,価格は込み込みで2000円ちょうどでした。上の写真は,商品版で,下が今回私が入手したお試し版です。
ちなみに,中身は,白くドロッとした液体で,紙粘土を水に溶かしたみたいなものをイメージしていただければよろしいかと思います。臭いは,はっきり言って良くないです。

2 洗車後,早速施工してみた。

コーティング剤「ポラリック」を施工する前には,当然ながらいったん洗車をしなければなりません。今回は,台風のせいで非常に汚くなってましたから洗車のしがいもありました。ちなみに,最近は,カーシャンプーとして,シュアラスターカーシャンプーを使っています。シュアラスターと言えば,高級な洗車用品のメーカーとして有名ですね。自分では,シャンプーなんて安いヤツで十分,と思ってはいるのですが,写真の大瓶が780円で売られていたので「お得かな?」と思い衝動買いしてしまったものです。泡立ちも良いが,泡切れも良い,ということで確かに良いシャンプーだと思いますが,以前使っていた「ピンクの泡shampoo」(笑)と比べて明らかな違いはないですね。

シャンプーで洗車し,じゃばじゃぱすすいで,水気を人工セーム革で拭き取ったら,早速,コーティング剤「ポリラック」をとりだします。ペイントシーラントがしてあるせいか,水洗いだけでも結構きれいなものです。特に,台風でついた埃や泥が落ちたせいで,きれいになった感じがしますね。でも,よく見ると細かい洗車キズ(恥)がボンネットに写っている太陽の周りに見えるではありませんか。

しかし,事前に収集していた情報に寄れば,「ポリラック」でコーティングすると,細かい洗車キズは見えなくなり,新車の輝きが取り戻せるという。
その効き目に期待してみましょう,ってとこですね。

さて,ポリラックを塗装面に塗ります。ここで新兵器「カーシャイン ホワイトクロス」をとりだします。これは,乾いているときは板状に堅くなっていて,水に濡らすとふにゃふにゃになる洗車クロスです。これを濡らして固く絞り,そこにポリラックをたっぷりと染みこませます。私は,このクロスをポリラックを施工することを目的に通販で調達したのですが,にらんだとおり非常にスムーズに塗ることが出来ました。1枚1380円もするのですが,きめが細かく柔らかい素材なので洗車キズを最小限に押さえることが出来そうなオススメのクロスです。いわゆる洗車スポンジの代わりに使うということもできそうです(と言うか,それが本来の使い方)。
で,ホワイトクロスでポリラックを塗装面全体に薄く塗りつけます。ルーフから始まってボンネット,ドア,下回りと塗り終わると,最初に塗ったルーフがすでに乾いています。そこで,次はふき取りです。今回ふき取りにはアイオン(AION)社の「フリース系」を使ってみました。これは,ワックスふき取りつや出しクロスということで,カー用品店ならどこでも480円ほどで手に入ります(2枚一パックです)。実は,アイオン社は洗車用品のメーカーなのですが,洗車マニアの間で「アイオン製品にはずれ無し」と言われるほど高い評価を得ている会社なので,今回は,これを選択したわけです。
ポリラックが乾いてくると白く粉をふきます。それをこの「フリース系」できれいに拭き取りながら磨いていく感じで進めてみました。決して力を入れずに軽く軽く。ポリラックがインターネット上で非常に評価が高いのは,施工が簡単であるというところなんですが,確かに力を入れずにきれいにふき取れますので作業自体は決して難しいことはありません。唯一の難点は,粉が思いの外いっぱい出てくるということです。これが車体の隙間などに入ってしまう,という傾向があります。塗る量を少な目に抑えるぐらいがコツか?くれぐれも注意が必要でしょう。

2 施工後の感想

 さて,磨き上がりが思いの外きれいになったので,久しぶりに作業完成後の愛車の写真を載せることにします。施工直後の状況としては,細かい磨きキズは確かに見えなくなっていますし,ツヤも私としては満足できるレベルだと思いました。
 なお,ポリラックは,何回か重ねて施工すると良い,特に初回は重ねて施工すべき,といった情報がありますが,残念ながら洗車途中から風が強くなってきましたので,重ね塗りは断念しました。が,もう1回ぐらい重ね塗りをして,さらに,最後につや出しのための乾拭き(つや出し専用クロス等を使って)をすれば,納車時の輝きに限りなく近い仕上がりになると思います。もっとも,そんなことをしていると洗車で確実に半日はつぶれますね(笑)。
 というわけで,施工直後の感想ですが,「ポリラック」については,さすが,インターネットで高評価を得ているだけのことはある,という結論です。


なお,当然ながら,当ウェッブサイトにおける記載は,私が独断と偏見で書いてますから,皆様が本ページ記載の内容を信じたことによって損害を生じた場合でも当方は責任を負いかねますので,そこんところよろしくね(スマソ)。